一本木地蔵物語
:::水害の守り神::

福井豪雨・足羽川の決壊堤防のすぐ下に、
小さな祠があります。祭られているのは、
江戸時代に上流から流れて着いた地蔵です。
地区を水害から守ってくれる地蔵として
信仰を集めてきました。

福井豪雨のとき祠は、押し寄せる泥水で
跡形もなくなりました。水が引いたあと、
地蔵は泥の中から取り出されました。


福井豪雨の大災害で
福井市では一人の死者もありませんでした。
人々は、一本木地蔵のおかげ・・・と言います。

平成16年豪雨から2年、地域の人々により
祠の再建が進められ、再建記念として
平成18年8月24日
一本木地蔵法要

がとりおこなわれました。

:::一本木地蔵は、
新しい生活を踏み出した人々を守ります。:::